九十九電機、カートリッジなしで交換できるSATA HDD対応リムーバブルケース
九十九電機(鈴木淳一社長)は、専用カートリッジやトレイを使わず内蔵型HDDを手軽に交換できるSATA接続HDD用リムーバブルケース「naked(ネイキッド)」を4月14日に発売する。ケースカラーがブラックの「EX?SARC1B」とホワイトの「EX?SARC1W」を用意した。価格は各3480円。
HDDの着脱は、フロントドアを開閉だけで簡単にできるほか、カートリッジのようHDDを密閉することがないため放熱効率にも優れる。最新の規格である「SATA II」に準拠し、NCQ(ネイティブコマンドキューイング)、3Gbps転送、ホットプラグに対応する。また、HDDを差し込んだときに接触部分のコネクタが突起して接触する「NSS(Non Scratch SATA)コネクタ」を採用。5万回以上の抜き差しができる。
本体サイズは横48×高さ42×奥行き183mm、重さは320g。一般的なリムーバブルケースよりも、奥行きが30mm短いショートサイズ設計で、さまざまな大きさのPCケースに対応が可能。前面パネルにはキーロックを搭載したほか、4ヶ所にクッションゴムを配置し、振動や衝撃を吸収してHDDの安全性を高めた。