ビクター、最高F1.2と明るいズームレンズ搭載のデジタルビデオカメラ

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2006/04/11 15:13



 日本ビクター(寺田雅彦社長)は最高でF1.2と明るい光学15倍ズームレンズを搭載したデジタルビデオカメラ「ベビームービー GR-D650」を5月上旬に発売する。価格はオープンで実勢価格は6万5000円前後。

 総画素数133万画素のデジタルビデオカメラで、家庭用デジタルビデオカメラとしては最も明るい光学15倍ズームレンズを搭載した。独自の映像処理回路「メガブリッド」のほか、暗い場所での撮影で発生する映像のノイズを抑える「3次元DNR高画質回路」も搭載したのが特徴。

 CCDの撮像エリアを左右方向に拡大して16:9サイズの高精細なワイド映像の撮影も可能。さらに撮影中にあと少し寄りたい場面で、専用ボタンを押すことで、少しだけクローズアップする「1.3倍テレズーム」機能を搭載した。また、撮影中に静止画ボタンを押すと、約1.3秒間同じ画像を4回ずつ記録することで音声はそのままに擬似的なスロー映像を録画する「ライブスロー」機能も備えている。液晶モニターの下部に撮影情報をまとめて表示することで、画像の見やすさも向上させた。

 このほか撮影中に液晶モニターを閉めると、自動的に電源が切れ、電源の切り忘れを防止する「クイックパワーオフ」機能、被写体や周囲の明るさをカメラが判断して自動的にLED(発光ダイオード)の補助光を点灯する「オートLEDライト」なども盛り込んだ。

 サイズは幅59×高さ97×奥行き112mm、重さは撮影時で約500g。ボディカラーはアクアブルー、パウダーピンク、クリアシルバーの3色。