ライブドア、セシールを子会社化、ライブドアMからの株式取得で
ライブドア(山崎徳之代表取締役)は4月10日、ライブドアマーケティング(ライブドアM、穂谷野智社長)が保有するカタログ通販大手セシール(佐谷聡太社長)の株式すべてを4月13日付で取得し、子会社化すると発表した。
ライブドアが取得するのは、ライブドアマーケティングが持つセシール株式1401万4700株と、ライブドアマーケティングがセシールの資産管理会社、アジア物産を通じて間接保有する同株式1038万1600株。取得金額は202億円で、取得代金はライブドアマーケティングへの貸付金を一部相殺して充当する。株式取得によりライブドアはセシール株の60.45%を持つ筆頭株主となる。
ライブドアでは株式取得の目的について「ライブドアの主要顧客層とは異なる、新たな顧客層の取り込みが可能になり、グループの事業再生に大きく寄与すると判断した」としている。一方、ライブドアマーケティングは株式を譲渡後もセシールとの業務提携関係は継続し、販売促進支援を今後も行っていく方針。