デル、ネットワーク接続型ストレージ、タワー型きょう体で最大2TBまで対応
デル(ジム・メリット社長)は、最新のWindows Storage Server 2003 R2を搭載したタワー型エントリーNAS(ネットワーク接続型ストレージ)「PowerEdge 830 Storage Server」を4月6日に発売した。BTO対応で、価格は9万5865円から。
エントリーNASとしてニーズが高く、設置・運用が行いやすいタワー型を採用。安定した動作と、HDD最大2TB、メモリ最大8GBの高い拡張性に加え、デルのサーバー管理ツールOpenManageによる一元管理やBMC(Base Management Controller)、DRAC4(Dell Remote Access Controller 4)に対応する。
ソフトウェアRAID(RAID 1・5)、ハードウェアRAID(RAID 0・1・5)にも対応し、最大4基まで搭載可能なSATA HDDを装備できる。
OSには、4月5日にマイクロソフトから提供が開始された「Microsoft Windows Storage Server 2003 R2,Express x64/Workgroup x64 Edition」をいち早く採用。遠隔地の支店・部署も含むリモート管理機能やレプリケーションでの運用も可能とした。
また、同社のNAS製品のブランドを、従来の「PowerVault(パワーボルト)」から高性能IAサーバー「PowerEdge(パワーエッジ)」に統合し、中小・中堅企業や大企業の部門向けに提供していく。