日本サムスン、RoHS指令に準拠した法人向け24型WUXGA液晶ディスプレイ
日本サムスン(李昌烈<イ・チャンヨル>社長)は、法人向け製品として、24型WUXGA対応液晶ディスプレイ「SyncMaster 244T」を4月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。
DTP作業時にA4見開きページを実寸で表示できる、高解像度WUXGA(1920×1200ドット)対応の24型低反射型コーティングパネルを採用。コントラスト比1000:1、輝度500cd/m2、水平・垂直178度の広視野角、中間階調の6msの高速応答で、クリエイティブワークなどのプロフェッショナル用途に対応する。
本体は、後方25度のチルト・左右45度のスィーベル調整、60mmまでの高さ調整が可能。また、付属の「MagicRotationソフトウェア」を使用すると、90度回転させた「ポートレート表示」ができる。本体内蔵のセンサーが回転を検出し、自動的に表示内容を調整する「オートピボット機能」も搭載した。
入力端子は、アナログ対応ミニD?Sub15ピンコネクタと、デジタル信号に対応したDVI?Dコネクタの2系統、Sビデオとコンポジット端子を装備。ガンマ補正や鮮やかで豊かな色感を表現できる「MagicColor機能」といった調整機能、2つの映像ソースを同時に表示できる2画面機能なども備える。
環境面では、EUの電器・電子機器に対する特定有害物質の使用制限に関する指令「RoHS指令」に準拠したほか、安全・環境・エルゴノミクスに関する総合規格「TCO'03」、グリーン購入法などの規格にも適合している。