インターコム、HDD故障日をズバリ予測するソフト、外付けHDDにも対応
インターコム(高橋啓介社長) は3月23日、HDDの故障監視・診断・予測ソフト「SmartHDD Pro ハードディスク診断」パッケージ版を4月7日に発売すると発表した。価格は4410円。国内初となる外付けHDDの診断も行えるのが特徴。
HDDの状態を定期的に監視、診断することで故障の具体的な発生日を予測するユーティリティソフト。05年12月からダウンロード販売専用ソフトとして販売して来たものをパッケージ化した。
ソフトはHDDに搭載されている自己診断&報告技術の「S.M.A.R.T.」技術を利用し、「読み込みエラーの発生率」「シークエラーの発生率」「温度」などHDD内部のさまざまな信号を定期的に監視・分析。故障の前兆となる値を検知した場合には、警告メッセージやメールなどですぐにユーザーに通知する。
HDDの診断に加え、IPアドレス、MACアドレスなどの「ネットワーク情報」、CPU、モニター、プリンタなどの「デバイス情報」、追加されたアプリケーションやWindowsのアップデート状況が把握できる「アプリケーション情報」などを収集することも可能。また、外付けHDDの診断は06年3月時点でアイ・オー・データ機器の一部製品のみ対応する。
対応OSは、Windows XP、Windows 2000、Windows 2000 Server、Windows Me、Windows 98SE、Windows Server 2003。企業向けライセンスパックは、10ライセンス、年間保守付きで4万3092円から用意している。