デジタルアーツ、業界6団体と協力しフィルタリングの普及活動を強化
デジタルアーツ(道具登志夫社長)は、インターネットの普及に関連する業界6団体とともに、「フィルタリング」普及に向けた各種取り組みを強化すると発表した。
6団体が策定した「フィルタリングの普及啓発アクションプラン」を受けたもの。参加団体は、電気通信事業者協会(倉重英樹会長)とテレコムサービス協会(中尾哲雄会長)、日本インターネットプロバイダー協会(渡辺武経会長)、日本ケーブルテレビ連盟(唐澤俊二郎理事長)、電子情報技術産業協会(岡村正会長)、インターネット協会(金杉明信理事長)。
インターネットが普及し、教育現場や家庭における子どものインターネット利用が急速に拡大している。そこで、インターネット上に散在する有害な情報から青少年を守る対策の一つとして挙げられている「フィルタリング」の普及が重要な課題とされている。「フィルタリングの普及啓発アクションプラン」では、07年3月には家庭のパソコンや携帯電話における「フィルタリング」の認知率を70%に高め、フィルタリング製品の利用率を高めることを目標にしている。
デジタルアーツでは、パソコンメーカーと協力し、07年3月までに国内パソコンバンドル対応型ソフト「i?フィルター 4」のバンドル率を約60%から70%に高める。また、同社のフィルタリング製品を導入している100を越えるISP事業者やCATV会社と協力し、ISP利用者向けフィルタリングサービスのPR活動を実施。また、セミナーへの講師派遣やフィルタリングの普及啓発のための冊子やガイドブックの作成などを行う。