ピクセラ、コンセプトは「自」デジ、同社初の地デジ対応デスクトップPC

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2006/03/16 12:11



 ピクセラ(藤岡浩代表取締役)は、初の自社ブランドによるデジタル放送対応デスクトップパソコン「PIX-DP010-PW0」を発売した。当初は、直販サイト「ピクセラオンラインショップ」のみで販売し、直販価格は19万8000円。

 地上・BS・110度CSデジタル放送を視聴、録画、再生できるのが特徴のデスクトップPC。「自分用デジタルテレビ(自デジ)」をコンセプトに、大手メーカー各社へOEM供給しているハイビジョン対応デジタルテレビキャプチャーボードと専用ソフトのノウハウを生かして開発した。

 CPUはIntel Pentium 4 プロセッサ 630、メモリを1GBとし、300GBのHDDを搭載した。グラフィックボードにはnVIDIA GeForce 6600GT(with HDCP)、光学ドライブにはDVD±R2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ採用。メモリやHDDは増設することもできる。ディスプレイは別売りだが、ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウス、デジタルハイビジョンチューナー専用赤外線リモコンは付属する。

 同社では、中級者以上のPCスキルを持ち、自室でデジタル放送を楽しみたいというユーザーを主なターゲットに、発売後6か月間で3000台以上の販売を見込んでいる。今回、PC本体の製造はMCJ(高島勇二会長兼CEO)に委託。直販以外にも、順次販路の拡充を図る計画。