シンクプラス、遠隔地でもブラウザ画面を共有するサービス、無償提供
シンクプラス(川北 潤社長)は3月8日、相手と自分のブラウザ画面をシンク(同期)させることができる「SyncPlus.net」サービスを開始した。
「SyncPlus.net」は、ブラウザ画面を同期させ、同じ画面を双方向で共有できるサービス。同期中は、ウインドウのサイズや位置の変更といった操作も双方向で対等に行うことができ、互いの画面上の動きや状態を共有できる。
テキストチャット機能もそなえ、同期中の相手と手軽にコミュニケーションできる。画面上に、文字や図形などを書き込める「ドローツール」も搭載。書き込んだWeb画面を相手のブラウザにシンク表示できるほか、Web画面以外のファイルのスナップショットも表示できる。このほか、マウスの動きやフォームに入力した文字も共有することができる。
ブラウザ画面情報のみを共有するため、既存のリモートコントロールソフトなどとは違い、安全性が高いのが特徴。友人・家族同士のコミュニケーションや遠隔サポート、打ち合わせなど、さまざまな用途で活用できる。
料金は無料。「SyncPlus.net」のサイトでダウンロード提供している無償プラグインソフト「SyncPlug(シンクプラグ)」をPCにインストールし、「SyncPlus.net」専用IDを取得すれば利用できる。サービス利用時は、ブラウザの「SyncPlugツールバー」からログインし、相手のIDを呼び出す。