コルグ、アナログ・モデリング・シンセサイザー、PCで全パラメーター編集も
コルグ(加藤世紀代表取締役)は、DSPによるシンセシス・エンジンを豊富に内蔵したアナログ・モデリング・シンセサイザーに49鍵キーボードが付属した「RADIAS」と、その音源部のみのラックマウント・モデル「RADIAS?R」を5月に発売する。価格は、「RADIAS」が19万9500円、「RADIAS?R」が17万6400円。
アナログ・モデリングや特殊波形、PCMなど、多彩なオシレータ・アルゴリズムを搭載したシンセサイザー、エフェクト、ボコーダーをパッケージ。「RADIAS」では、高剛性アルミフレーム構造を採用し、斬新なデザインと優れた操作性を両立した49鍵の専用キーボード・コントローラーもセットした。
最大24ボイス、ダイナミック・ボイス・アロケーションによる余裕の発音数を持ち、最大4ティンバー構成による幅広い音作りが可能。16種類のシンセ・プログラムで構成されたドラムキット、パターンやフレーズなどを記録できる32ステップのシーケンサー2基などを内蔵したほか、新たにコム・フィルターやウェーブシェイプ機能も搭載した。
どちらも、USBケーブル一本でパソコンと直結でき、パソコン上ですべてのパラメータを編集できるソフト「RADIAS Sound Editor」をバンドルする。「RADIAS Sound Editor」の対応OSは、Mac OS X 10.2.8以降またはWindows XP。