JR東日本とビックカメラ、ビックポイントでチャージできる「Suica」を発行

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2006/02/28 17:17



 東日本旅客鉄道(JR東日本、大塚陸毅代表取締役社長)とビックカメラ(宮嶋宏幸代表取締役社長)は2月28日、「ビュー・スイカ」カードと「ビックポイントカード」を1枚にまとめた「ビックカメラSuicaカード」を3月15日にスタートし、同日から会員の募集を開始すると発表した。

 「ビックカメラSuicaカード」は、「モバイルSuica」などビューカードのサービスが利用できるのに加え、1ポイント1円相当のビックカメラのポイント「ビックポイント」を1000円単位でSuicaにチャージして利用できるのが最大の特徴。JRの運賃清算やSuica対応店での買い物もできるため、従来ビックカメラだけでしか利用できなかったポイントの利用範囲が格段に広がる。JR東日本グループを除く流通系のカードでは、Suica機能の搭載、モバイルSuicaの利用、Suicaへのポイントチャージができる初のカード。貯まったビックポイントをSuicaにチャージするには、JR東日本のATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」を使う。ビックカメラでは、現在Suica端末を設置している首都圏17店舗に同端末を設置する。

 カード会員の募集開始は3月15日で1年目の会費は無料。2年目以降も前年にクレジット利用がある場合は無料だが、ない場合は500円。Suicaが利用できる首都圏17のビックカメラ店頭で即日発行受け付けるほか、郵送や両社のWebサイト経由でも入会を受け付ける。

 また、ビックカメラグループ各店での買い物時の特典として、クレジット払いでも現金払い同様基本10%のビックポイントがつくほか、3回以上の分割払いの場合で基本11%のビックポイントが付与される。また、ビックカメラグループ各店以外の利用でも、国内・海外のJCB加盟店での利用で1%のビックポイントが、さらにJR東日本の駅、びゅうプラザでの利用でビューサンクスポイントが1.5%貯まる。

 なおビックカメラでは新カードスタートを記念して「3%ポイントアップキャンペーン」を実施。3月15日から5月7日までの間に、ビックカメラSuicaカードに入会し、ビックカメラグループ各店でビックカメラSuicaカードを使ってクレジットで支払うと、通常のポイントに加えさらに3%のポイントを加算する(一部対象外商品を除く)。あわせて、ビックカメラのSuica利用可能エリアの全17店舗で、ビックカメラSuicaカードに即日発行で入会すると先着2万名に、オリジナル携帯クリーナーをプレゼントする。