日本HP、省電力・低騒音のシンクライアント、AMD製CPUと新きょう体を採用で
日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、AMD製CPUと新きょうを採用したシンクライアント「HP Compaq t5720 Thin Client」を発売した。価格は8万5050円。
平均6Wと省電力なAMD Geode NX 1500プロセッサを搭載。従来のシンクライアントより、高い処理性能と低消費電力を実現した。さらに、エアフローを考慮したメッシュ形状のきょう体を新たに使用し、高い通気性も確保した。HDDだけではなく、冷却ファンなど駆動部品を内蔵しないため、動作音も低い。OSはWindows XP Embedded。
オプションのPCI拡張モジュールを使用すれば、グラフィックスカードの追加、拡張も可能。また、VESA規格に準拠するオプションのアタッチメント装置「HP クイック・リリース」を用いると、本体やディスプレイをアームや壁、机の裏などに固定して、自由なレイアウトで設置できる。