日立ソフト、USBメモリに情報漏えい防止ソフト「秘文」を組み込んで発売
日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト、小川健夫社長)は情報漏えい防止ソフト「秘文(ヒブン)」を組み込んだUSBメモリ「秘文AE CopyGuard Light」を3月1日に発売する。価格はオープン。実勢価格は2万円弱の見込み。
USBメモリをPCのUSBポートへ接続し、自動的に起動する専用ツールにパスワードを入力して利用する。専用ツールでマイクロソフトのオフィスで作成した文書ファイルをUSBメモリだけに暗号化して保存するため、USBメモリを紛失しても情報漏えいを防止できる。また保存ファイルはUSBメモリに内蔵されている専用ツールを使ってのみ編集が可能で、文章のコピーや貼り付けはできない。メモリはアイ・オー・データ機器(細野昭雄社長)が販売するセキュリティ強化USBメモリを採用した。
動作環境は、OSがWindows XP、2000で、CPUはPentiumIII 500MHz以上、メモリ256MB以上など。業務で社外にデータを頻繁に持ち出す社員や部門を対象に企業に代理店経由で売り込み、初年度10万本の販売を目指す。