任天堂、ニンテンドーDS用のWebブラウザやワンセグ受信カードを発表

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2006/02/15 22:32

 任天堂(岩田聡社長)は2月15日、都内で「ニンテンドーDSカンファレンス! 2006.春」を開催し、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」に対応するフルブラウザソフト「ニンテンドーDSブラウザー」と地上デジタル放送チューナー「DS地上波デジタル放送受信カード(仮称)」を発売することを発表した。

 任天堂(岩田聡社長)は2月15日、都内で「ニンテンドーDSカンファレンス! 2006.春」を開催し、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」に対応するフルブラウザソフト「ニンテンドーDSブラウザー」と地上デジタル放送チューナー「DS地上波デジタル放送受信カード(仮称)」を発売することを発表した。

 「ニンテンドーDSブラウザー」はノルウェーのOpera社と共同開発したもの。DSの2画面インターフェイスを生かし、全体表示と拡大表示ができる。文字入力には漢字の手書き入力で行い、文字の変換にはジャストシステムの「ATOK」を採用した。ソフトはDS用のカードで提供、内蔵する無線LAN機能を使ってインターネットに接続する。6月に発売を予定しており、価格は3800円。

 一方、「DS地上波デジタル放送受信カード(仮称)」は地上波デジタル放送のワンセグ放送受信用機器で、こちらもDS用カードで提供される。ブラウザ同様2画面を生かし、上部画面にはテレビ番組、下部画面には切り替え用のチャンネルを表示するといった使い方を想定している。

 同時に国内のDS販売台数が600万台、ソフトも累計で1700万本を超えたことも発表した。同社では新機能の提供やソフトの拡充を進めることで早期にDSの1000万台販売を目指す。