米ソネット・テクノロジーズ、SATAカードなどで日本市場に本格参入
米Sonnet Technologies(ソネット・テクノロジーズ)は、Macintosh、Windows両対応のSerial ATA(SATA) PCI-Xカード「Tempo-X eSATA8」と、SATA外付けドライブケース「Fusion 400」の国内販売を2月下旬から開始する。
「Tempo-X eSATA8」は、データ転送速度毎秒3ギガビットのSATA IIインターフェイスに対応したPCI-Xカード。eSATAコネクタの外付けポートを8基搭載し、最大4TBまでのストレージ増設をサポートする。接続したドライブは個々に使用できるほか、複数ドライブでRAIDを組むことも可能。また、Mac OS XOS標準ビルトインのRAID 0(ストライピング)、RAID 1(ミラーリング)機能をサポートする。
対応機種は、Power Macintosh G3 Blue & White、Power Mac G4 (Cubeを除く全機種)
、Power Mac G5、Xserve G5、PCI-XまたはPCIスロットを搭載するPC。対応OSは、Mac OS Xバージョン10.2以降またはWindows XPとなっている。
「Fusion 400」は、ホットスワップ対応の4ドライブベイSATA外付けドライブケースで、「Tempo-X eSATA8」と同製品2台を組み合わせると、8ドライブの高速ストレージ環境を構築できる。ディスクは、最大で合計2TBまで増設可能。こうしたストレージ環境は、ハイビジョン映像の編集などで必要とされており、同種の製品に比べ、低価格になっている。
本体には、大容量電源ユニットと高速動作中のディスクを効果的に冷却する超静音ファンを備えた。サイズは高さ12.05×幅12.85×奥行き29.4cm。なお、プラットフォームに非依存のため、対応SATAコントローラを搭載していれば、OSを問わず使用できる。
同社では、これを機に、日本国内での販売活動を強化する予定。同社はアメリカではMacintoshやiPod用の拡張製品メーカーとして知られるが、日本市場ではこれまでほとんど流通していなかった。価格は、「Tempo-X eSATA8」が7万8540円、「Fusion 400」が7万8540円。