キヤノン、モノクロレーザー複合機など6機種、「Satera」シリーズを拡充
キヤノン(御手洗冨士夫社長)は、小型・高速のモノクロレーザープリンター4機種とモノクロレーザープリンター複合機2機種を2月中旬から順次発売する。
いずれもオフィス向けプリンタ「Satera」シリーズの新製品で、ラインアップは、モノクロレーザープリンタ「Satera LBP3950」「Satera LBP3900」「Satera LBP3500」「Satera LBP3300」、モノクロレーザープリンタ複合機の「Satera MF5770」「Satera MF3220」の計6機種。
「LBP3950」「LBP3900」は、高速化と小型化を追求したA3対応のモノクロレーザープリンタ。高速な画像処理ができるページ記述言語「LIPS LX」などを採用することで、印刷スピードを高めた。ユーザの希望に合わせてプリンタの機能をカスタマイズすることができる独自の機能拡張システム「MEAP-Lite(ミープ・ライト)」に対応する。A4ヨコで「LBP3950」は毎分35枚、「LBP3900」で25枚の印刷が可能。本体は省スペース設計に仕上げた。2月下旬に発売し、価格は「LBP3950」が14万8000円、「LBP3900」は12万8000円。
「LBP3500」は、A3対応のエントリーモデル。出力スピードはA4ヨコで毎分25枚で高速処理のページ記述言語「CAPT」を採用した。3月上旬発売で、価格は7万9800円。
「LBP3300」は、自動両面ユニットを標準装備したA4対応モデル。A4タテで毎分21枚の印刷スピードとA4サイズの用紙を500枚まで積載できるカセット給紙を装備する。価格はオープンで、実勢価格は3万円前後の見込み。3月上旬に発売する。
一方、「MF5770」は、プリンタ、コピー、FAX、カラースキャナ機能を搭載したネットワーク対応のモノクロレーザープリンタ複合機。最大で50枚の原稿積載が可能なオートドキュメントフィーダーで大量のコピーやスキャニングを効率良く処理できる。2月中旬発売で、価格は11万8000円。
「MF3220」は、エントリークラスのモノクロレーザープリンター複合機で、プリンタ、コピー、カラースキャナの3機能を幅:449×奥行き:487×高さ:369mmとコンパクトなボディに盛り込んだ。価格は4万9800円で2月上旬に発売する。