ソニー、液晶テレビ「ブラビア」で省スペース設計の26V型など3機種
ソニー(中鉢良治社長)は、地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵のハイビジョン液晶テレビ「ブラビア」の新機種「S2000シリーズ」を3月10日に発売する。ラインアップは、26V型「KDL-26S2000」、23V型「KDL-23S2000」、20V型「KDL-20S2000」の3機種。
3機種ともに、色鮮やかな深みのある映像を再現できる新高画質回路「ブラビアエンジン」を搭載する。さらに、26V型・23V型では、視野角が上下左右178度、コントラスト比は1200:1、応答速度は8msecスペックをもつ新型液晶パネル「ソニーパネル」を搭載し、液晶パネル部の保証期間を2年に延長した。
本体は、それぞれ同クラス最小となる奥行(26V型で94mm、23V型で93mm、20mm型で99mm)の省スペース設計。シンプルでシックな新デザインを採用し、フレーム色に光沢のあるシルバーを使用するなどして高級感を持たせた。低重心構造と転倒防止用ベルトで耐震性にも配慮している。
映像・音声を1本のケーブルでデジタル伝送できる「HDMI入力端子」のほか、PC入力端子も装備する。リモコンは、「チャンネル」と「メニュー」を色分けし、チャンネルボタンのサイズを従来機種の1.8倍に拡大。ボタン数を40%削減して頻繁に使うボタンを配置することで使い勝手を高めた。
価格はすべてオープン。実勢価格は「KDL-26S2000」が21万円前後、「KDL-23S2000」が18万前後、「KDL-20S2000」が15万前後の見込み。