理経、爆発物や薬物の有無と種類をスプレーして特定する検査キット

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2006/02/02 20:51

 理経(青柳勝栄代表取締役)は、ミストラルグループ イスラエル社の携帯式簡易型「爆発物検査キット」と「薬物検査キット」を発売した。

 理経(青柳勝栄代表取締役)は、ミストラルグループ イスラエル社の携帯式簡易型「爆発物検査キット」と「薬物検査キット」を発売した。

 検査用紙で収集した微量の爆発物や薬物に吹きかけると、陽性の場合に変色し、爆発物や薬物の有無と種類を特定できる。持ち運びが容易で誰でも簡単に検査できるのが特徴。100回以上の検査ができるセットで販売し価格は、爆発物用、薬物用それぞれ7万円前後。

 爆発物検査キットでは、グループA爆発物として、TNT、DNT系、グループB爆発物としてニトログリセリン系 Semtex等、合成爆弾では硝酸塩、火薬系爆発物、新合成爆弾は塩素酸塩、過酸化水素系合成爆弾が検出できる。また、薬物検査キットでは、大麻、コカイン、ヘロイン、覚醒剤、ハッシッシが検出できる。

 理経では、国民保護法の制定やテロ対策強化が進むなか、爆発物や薬物の検査需要が高まるとみており、全国の警察、税関、自衛隊を中心に販売。初年度で約2000万円の売り上げを見込んでいる。