ゼンリンなど、PSP用で初の地図ソフト「みんなの地図」

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2006/02/02 16:11



 ゼンリン(原田康社長)とソニースタイル・ジャパン(佐藤一雅代表取締役)は、「プレイステーション・ポータブル(PSP)」専用で初となる、実用地図ソフト&ガイドビューワー「みんなの地図」を共同で企画・開発し、4月20日にゼンリンから発売する。価格はオープン。実勢価格は3990円の見通し。

 ゼンリンの地図データベースを活用した地図ソフト。日本全図(05年8月までの市町村合併情報を反映)から詳細地図まで8段階での表示と、自由自在なスクロールや360度の地図回転などが可能。「PSP」の無線LAN機能(アドホックモード)を利用して、各ユーザーが登録したお気に入りスポットを、ユーザー同士で交換することもできる。

 今回、ソニースタイル・ジャパンのノウハウを生かし、同ソフトと組み合わせて利用する「ガイド情報」のダウンロード販売も同時に開始する。ユーザーは、同社のECサイト「ソニースタイル」から、「全国飲食店情報」や「全国観光情報」「地域限定 温泉情報」といった専用の「ガイド情報」をダウンロード購入して、メモリースティック「Duo」に保存。「みんなの地図」の地図上に取り込むことで、「みんなの地図」をガイドブックとして、また、コミュニケーションツールとして活用できるようになる。当初、約150タイトルを発売する予定。その後も順次、タイトルを拡大していく。