AIソフト、認識精度向上とデジタル複合機との連携を強化したOCRソフト最新版
エー・アイ・ソフト(AIソフト、田村守康社長)は、OCRソフト「読んde!!ココ Ver.12」を2月24日に発売する。認識精度の向上とデジタル複合機との連携強化を図ったのが特徴。価格は、通常版が2万790円、アップグレード版が7875円、ダウンロード版が1万3440円、同アップグレード版が5040円。
「認識精度の向上」では、「文字つぶれ」や「文字かすれ」が起きやすいFAX原稿やコピー原稿など低品質な原稿に対する認識プログラムを見直し、従来版より27%誤読率を低減させた。また、カラーペンで記入した手書きメモをボタン1つで取り除く「カラーメモ除去」機能を新たに搭載し、書き込みされた会議資料でも実用的な認識ができるようになった。
さらに、定型業務の効率化を目的に、デジタル複合機に原稿をセットし、スキャンするだけで、「文字認識」「指定ファイル形式へ変換」「指定フォルダへの保存」といった一連の処理をすべて自動でできるようにした。とくにセイコーエプソンのオフィリオシリーズ(オフィリオスキャナ/オフィリオステーション/オフィリオ複合機)とは、ダイレクトな連携が可能になっている。
あわせて、今回新たに、同ソフトとセイコーエプソンのファイル管理・検索ソフト「Document Storage(ドキュメントストレージ)」をセットにした「読んde!!ココ Ver.12 Document Storage Suite」をラインアップした。価格は、通常版が2万3940円、アップグレード版が1万3440円。企業・官公庁を対象としたコーポレートライセンスも販売する予定。