ソーテック、BTOパソコンで法人市場に本格参入、08年度に50億円規模へ

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2006/01/25 23:23



 ソーテック(山田健介社長)は1月25日、法人市場に本格参入すると発表した。新ブランド「e?three(イースリー)」シリーズを立ち上げ、BTOでパソコンの販売を展開するほか、セキュリティを切り口に、シンクライアントパソコンの販売にも着手。売上高は、08年度(09年3月期)に50億円規模を目指す。

 法人向けビジネスは、ウェブでのダイレクト販売や昨年10月に設置した法人営業部のウェブによる直販に加え、チャネルパートナーの販路を確立する。山田社長は、「大手ディストリビュータやシステムインテグレータなど、できるだけ多くのパートナーを増やす」方針。シンクライアントビジネスでは、ユニアデックスを販売パートナーとして獲得した。ターゲット顧客については、従業員500人未満の企業や教育機関、官公庁など。「競合とは真っ向から勝負せずに隙間を狙う」としている。

 BTOパソコンのラインアップについては、スリムタワー型のデスクトップ「HC300」(価格は6万3000円から)とB5型のモバイルノート「HS300」(同15万6450円から)を1月末に発売。シンクライアントパソコンは、ネクスタームとの業務提携で「TS201」(予価・14万1900円)を開発、3月から市場に投入する。製品については、パソコンだけでなく液晶モニタやマウス、外付けHDDなど周辺機器も販売する。