カシオ、6言語を音声で読み上げる初の電子辞書、搭載コンテンツは100種類
カシオ計算機は、電子辞書「エクスワード」シリーズの新製品として、6言語の音声読み上げ機能を備えた「XD-ST6200」を発売する。内装カラーは「シャンパンゴールド」「ブラック」「レッド」3色。価格はいずれも4万7250円。発売日は「シャンパンゴールド」が2月17日、その他の2モデルは2月25日。
英語に加えて、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、中国語の読み上げ機能を初めて一台に搭載したのが特徴。コンテンツは、「広辞苑」など国語系8種類、「ジーニアス英和辞典」など英語系6種類の辞書のほか、生活、ビジネス、健康、トラベル、パソコンなど幅広い分野から合計100種類を収録。トラベル系の「ひとり歩きの中国語自遊自在」など、各コンテンツに含まれる6言語の単語・例文すべてを合成音で読み上げられる。
なかでも、「ジーニアス英和辞典」の重要語(約1万4000語)と「英会話とっさのひとこと辞典」の重要例文(約3000例文)は、独自の音声技術「TRUE VOICE」により、ネイティブスピーカーの正確な発音で再生できる。同様に、「百人一首」でも「TRUE VOICE」による肉声による読み上げを実現した。
ディスプレイは、業界最高480×320ドット表示で見やすいバックライト付き5.0型スーパー高精細液晶を装備。最大920文字を見渡せる「詳細表示」や読みやすい「罫線表示」など、3種類の表示方法が選べる。さらに見出し語リストには、右にプレビューを表示でき、同音異義語も効率よく探せる。