松下、600万画素デジカメ「LUMIX」に、乾電池対応モデルと12倍ズームモデル
松下電器産業 パナソニックマーケティング本部は、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX」シリーズの新モデル2機種を2月17日に発売する。価格はともにオープン。実勢価格は、乾電池対応の「DMC?LZ5」が3万5000円前後、光学12倍ズームレンズを搭載した「DMC?FZ7」が5万円前後の見込み。
「DMC?LZ5」は、600万画素CCD、光学6倍ズーム(35mm判換算37-222mm)レンズを搭載し、222mmの望遠を手軽に撮影できる。また、手ぶれを防ぐ「光学式手ブレ補正ジャイロ」に加え、新たに最大1600ISOまでの高感度撮影が可能な「高感度モード」を搭載し、被写体ブレ対策を強化した。
液晶モニタは大画面2.5型。カラーはシルバー1色となる。電池は、外出先でも手軽に入手できる単3型乾電池で、同社の新型電池「オキシライド乾電池」(標準で付属)にも対応している。電池寿命はオキシライド乾電池使用時で約235枚、別売のニッケル水素電池使用で約400枚。
「DMC?FZ7」は、ライカカメラとの協業による光学技術と同社のデジタルAV技術を融合させた高倍率ズームモデル。前モデル「FZ5」とほぼ同じボディサイズながら、600万画素CCD、光学12倍ズームレンズ、光学式手ブレ補正ジャイロなどを備えた。望遠撮影は、最大16.5倍(300万画素時)まで対応する。さらに、F2.8ライカDCレンズに加え、「DMC?LZ5」同様、被写体ブレに強い「高感度モード」を新たに搭載した。マニュアル露出やマニュアルフォーカス操作機能も搭載しており、フルマニュアル操作も可能となっている。
液晶モニタは同じく2.5型で、マニュアル操作や各種設定に便利な「ジョイスティック」を採用している。カラーはシルバーとブラックの2色。