松下、広視野角のデジタルハイビジョン液晶テレビ、「VIERA」4機種
松下電器産業(中村邦夫社長)は、地上・BS・110度CSチューナー内蔵のデジタルハイビジョン液晶テレビ「VIERA(ビエラ) LX60シリーズ」4機種を2月1日に発売する。価格はすべてオープンで、実勢価格は「32V型」が25万円前後、「26V型」が21万円前後、「23V型」が18万円前後、「20V型」が15万円前後。
4機種とも、新開発の「クリアピクチャー」を組み込んだ「PEAKS(ピークス)」を搭載。「クリアピクチャー」は、絵柄ごとに適した画像処理を行い、さまざまなシーンでコントラストを高め、色鮮やかで深みのある映像表現を実現する。液晶パネルは、上下左右178度の広視野角をもち、広範囲から映像を楽しめるIPS液晶パネルを採用。液晶の弱点とされる、斜めから見て色が薄くなるのを抑えた。アスペクト比はいずれも16:9。
また、ユニバーサルデザインの視点から、画面上でテレビの操作手順が簡単に確認できる「ビエラ操作ガイド」を本体に内蔵し、地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログの4つの放送に対応したテレビ番組ガイド(EPG)、デジタルカメラなどで撮影したJPEG画像の再生、「Tナビ」など、便利な機能を備えた。ケーブル1本でデジタル接続できるHDMI端子も装備しており、リモコンは、同社のDVDレコーダー「DIGA」の操作部をふた内に設けた新型になった。「消費電力切り替えモード」や「無信号自動オフ」などで業界トップとなる省電力も実現している。