松下、約1.2倍長もちする新オキシライド乾電池、世界統一デザイン採用で
松下電器産業(中村邦夫社長)は、従来品より1.2倍長もちするグローバル統一デザインの「オキシライド乾電池(単3・単4形)と「アルカリ乾電池(単3・単4形)」を4月10日に発売する。
「オキシライド乾電池」は先進感を持つメタリックブルーにゴールドを施したデザイン、「アルカリ乾電池」はパワーをイメージさせる赤とゴールドを使ったデザインで、世界の13か国、34都市で2年間の市場調査で選定したものを採用した。
「オキシライド乾電池」は、アルカリ乾電池よりも長く使用できる電池。松下では05年4月に単4形を発売し、05年12月末で2億個が販売されている。新製品では正極を新添加剤と改良した新オキシ水酸化ニッケルで反応性を向上させると同時に負極の増量、電解液の最適を行い、従来製品よりもさらに1.2倍の使用時間を実現した。
一方、「アルカリ乾電池」では、電解液量を増量し、負極の亜鉛粉末の改良して電池の反応性を向上させ、従来製品よりも1.2倍の長く使用できるようになった。
価格はオープン。実勢価格は、オキシライド乾電池が単3・単4形ともに4本パックで600円前後。アルカリ乾電池は単3・単4形ともに4本パックで540円前後。