京都放送など4社、地上デジタルのデータ放送を使った「健康情報」実証実験
京都放送(中澤隆司社長)、保健同人社(大渡肇社長)、医療法人社団洛和会音羽病院(矢野一郎理事長)、松下電器産業(中村邦夫社長)の4社は、地上デジタル放送で「健康情報提供」のデータ放送の実証実験を京都地域で行うと発表した。
実験では、京都放送の地上波デジタル放送を使ったデータ放送のトップ画面に、「からだ健康」というボタンを常に表示する。視聴者がそのボタンを押すと、インターネットを通じて情報用サーバーに接続され、健康情報が閲覧できる。健康情報は、保険同人社と洛和会病院が、毎日または週単位で更新する。情報はサーバーに蓄積されるため視聴者は好きな時にアクセスすることが可能。
京都放送が実証放送の送出、保健同人社と洛和会が健康情報、松下電器が試行サービスの全体管理とコンテンツ制作、サービス運用をそれぞれ担当する。実験期間は1月16日から3月31日で期間中には、およそ150人のモニターを募集し、アンケートによるサービスの検証も実施する。