松下、火災を予防するテーブルタップ、水やホコリの浸入防ぎ安全性追求で
ナショナルウェルネスマーケティング本部は、コンセントに安全設計扉と防水パッキンを採用し、安全性を追求したテーブルタップ「ザ・タップX(エックス)」を3月1日に発売する。価格はオープン。
安全設計扉と独自の一体成型技術を生かした防水パッキンを採用することで、内部に水しぶきやホコリが浸入しにくい構造を実現。コンセントの接触部分には発熱しにくい材料による「新接続コンセント」を採用、構造も変更し、奥に引っ込めることで、プラグ挿入時の指先感電にも配慮した。
栓刃間には耐トラッキングに優れた樹脂を採用。また、被ふく部(プラグの根元部)に絶縁の保護膜を設けた「保護被ふく付きプラグ」により、トラッキングと感電対策も施した。このほか、熱に強い二重ボディや、断線しにくいコードと丈夫なタップの根元部などが特徴。
テーブルタップなど配線器具が原因で起こる電気火災が増加しており、その原因の一つとして、ホコリや水などが付着して起きるトラッキング火災が指摘されている。同社では、こうした実状に対応し、キッチンや洗面所、水槽周りなどでも安全に使えるテーブルタップを販売することにした。