JDL、インターネット連携機能を強化した会計ソフト2種
日本デジタル研究所(JDL、前澤和夫社長)は、会計ソフト「JDL IBEX出納帳X」と「JDL IBEX会計X」を発売した。価格は、「JDL IBEX出納帳X」が6万900円、「JDL IBEX会計X」13万4400円。
「JDL IBEX出納帳X」は、勘定科目の入力が不要で、帳簿を付けるだけで財務帳表が作成できる会計ソフト。新バージョンでは、電子メールを利用して顧問会計事務所とデータの送受信ができる「インターネット会計」機能を強化。同ソフトの起動時に会計事務所のネットワークサーバーとデータを動機する「JDL NDストレージ」機能や、経理処理の終了と同時にバックアップデータを作成し、電子メールで会計事務所に自動送信する「JDLネットバックアップ」機能を新たに搭載した。
「JDL IBEX会計X」は、本社・支社の経理処理や経営分析、予算管理など、より高度な処理が可能な法人会計ソフト。「JDL IBEX出納帳X」同様、「インターネット会計」機能を強化し、本社と支社、顧問会計事務所をつなぐシステムを構築し、支社による日々の経理処理からのデータ収集、本社でのチェック、会計事務所への監査依頼などがタイムリーに連携して行えるようになった。部門管理や損益予算管理、キャッシュ・フロー計算機能などにより、全社の経営状況を詳細に分析、把握することもできる。
さらにデータ保全対策として「JDL ネット会計ストレージサービスBasic」に対応。データセンターに最大5日分、1000MBまでのバックアップデータを保管できるため、天災や事故などのネットワーク障害発生時にもデータを保護できる。