富士通、990gのタブレット型を追加するなど、ノートPCシリーズ一新
富士通(黒川博昭社長)はノートPC「FMV-BIBLOシリーズ」のラインアップを一新する。5シリーズ18モデルを12月22日に、また一部モデルは06年1月に発売する。新モデルとなるタブレットPCを追加し、指紋認証機能の機種を広げた。全モデルともに価格はオープン。
従来の「MGシリーズ」「LOOX Tシリーズ」に、タブレットPC「LOOX Pシリーズ」1モデルを新たに追加。「LOOX P70R」は、重さが990g、標準バッテリーで4時間の使用が可能。8.9型ワイド感圧式タッチパネル液晶に搭載。専用ペンで直接入力できるほか、ディスプレイが回転するコンバーチブル構造を採用した。CPUはPentium M(1.20GHz)、HDDが30GB、メモリ512MB、OSはWindows XP Tablet PCなど。実勢価格は23万円前後。
「MGシリーズ」は、CPUがPentium 4(1.73GHz)またはCeleron M(1.50GHz)、OSがWindows XPなど4モデルで、実勢価格はモデルによる異なるが19万-25万前後。「LOOX Tシリーズ」は、CPUがPentium 4またはCeleron M(1GHz)、OSがWindows XPなど3モデルで実勢価格はモデルにより22万-28万円前後。
17型ワイド液晶の大画面ハイスペックノートPC「NXシリーズ」、ホームエンタテインメント・ノートPC「NBシリーズ」では、個人認証用の指紋センサーを新たに装備した。人の肌や青空などの色を人がイメージとして持つ色(記憶色)に近づけて表示する補正機能「DixelフィルターII」も一部モデルに備えた。CPUはデュアルコアPentium M、Pentium M(1.73GHz)、Celeron M(1.50GHz)、AMD Turion(1.80GHz)、AMD Sempron(1.80GHz)などでOSはWindows XPなど。
「NXシリーズ」は2モデル。実勢価格は25万、31万円前後。「NBシリーズ」は8モデルで、実勢価格はモデルにより異なるが15万-24万円前後となる。