東芝、手のひらに載る超小型プロジェクター、LED光源でバッテリー駆動も

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2005/12/15 11:59



 東芝(西田厚聰社長)は、業界初となるLED(発光ダイオード)光源を使った小型・軽量データプロジェクター「TDP?FF1A」を06年1月23日に発売する。プロジェクターの光源にLEDを使った機種は国内初。価格はオープン。実勢価格は9万9800円前後。

 新たに採用したLED光源は従来の高圧水銀ランプよりも小型で省電力なのが特徴。幅140×高さ57×奥行き102mmとハガキ相当のサイズで、バッテリーを除く重さが565gと超小型で軽量のきょう体を実現した。また、18Wと消費電力が少なく、付属の充電式バッテリーで2時間の使用を可能にした。電源を切った後のランプ冷却が不要なため、プロジェクターの立ち上げ、終了がすばやく行える。

 また、本体にUSBメモリを接続できるようになっており、メモリ内に保存されているJPEGファイルを直接投影できるのも特徴。PCなしでのプレゼンテーションが可能。小型・軽量で持ち運びやすいことから、企業のプレゼンテーションや打ち合わせといった営業活動や学校などの教育機関での利用を見込む。