東芝、超大作「King Kong」試写会「ジャパンプレミアム」で協賛イベント

イベント

2005/12/13 12:55



 12月17日に公開が迫った今話題の大作映画「King Kong」。その試写会「ジャパンプレミアム」が12日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開かれた。また、協賛する東芝の新製品展示イベントも同時に行われた。

 「King Kong」は1933年にオリジナル版が公開されたハリウッド名作映画の1つ。これを最新のCG技術を駆使してリメイクしたのがこのほど公開される「King Kong」。メガホンをとったのは「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでアカデミー監督賞を受賞したピーター・ジャクソン監督。オリジナル版「King Kong」を見て映画の道を志したというだけあり、撮影は熱のこもったものになったという。今回のジャパンプレミアムにはジャクソン監督や主演のナオミ・ワッツさんらが来場するとあって、映画ファンも大勢つめかけ、折からの冷え込みも吹き飛ばす熱気が会場を包んだ。


ジャパンプレミアムのため出演者も来日、映画ファンが大勢詰めかけた


 この「King Kong」には東芝が全面協賛。「映像の東芝」King Kongキャンペーンと題して、映像関連商品のキャンペーンも展開しており、会場では東芝の最新のデジタル商品を展示するイベントも行った。話題の「gigabeat Pシリーズ」も初お目見えし、試写会に訪れた映画ファンの目を引きつけていた。


ホール入り口に展示された東芝のデジタル商品
足を止め、見入る人が多かった


 ホール入り口には、液晶テレビ「beautiful"face"(Z1000シリーズ)」やDVDレコーダー「RDシリーズ」など、東芝の最新デジタル商品が勢ぞろい。デモ映像はもちろん、テレビCMでおなじみゴジラ松井(ヤンキース・松井秀喜外野手)とKing Kongの"共演"で、その場の雰囲気を盛り上げていた。beautiful"face"の迫力あるフルHD映像には、試写会に急ぐ映画ファンも思わず見入っていた。


「キング・コング」配給元のユニバーサル・ピクチャーズも支持する
「HDD DVD」は参考品を展示


 同じく人気を集めていたのが、デジタルオーディオ「gigabeat」のコーナー。映画とタイアップした 「KING KONGモデル」をはじめとするXシリーズのほか、gigabeat初のフラッシュメモリー内蔵タイプとなるPシリーズが初披露され(12月発売)、かわいらしいデザインのプレーヤーを手にとる若い女性の姿も目立った。


gigabeat初のフラッシュメモリー内蔵タイプ「Pシリーズ」
小型スタイリッシュなデザインが目を引く


 東芝では「年末商戦もピークに入ってきたが、今年は全般的に動きがよい。景気回復の傾向を受けてか、Z1000シリーズやハイビジョンレコーダーRD-X6など高級タイプが売れている。gigabeatのXシリーズはモノが足りないほど」と話す。同社では、正月映画の本命といわれている「King Kong」の勢いに乗り、この年末年始でさらなる売り上げ増を狙う。