松下と東レフィッシング、暗闇でも位置がわかる光る釣り糸システム

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2005/12/09 16:06

 松下電器産業(中村邦夫社長)と釣り糸メーカーの東レフィッシング(深井愼也社長)は、LED(発光ダイオード)と光を蓄積する特殊な糸を使って発光させ、暗闇でも釣り糸の位置が確認できるシステムを06年2月15日に発売する。

 松下電器産業(中村邦夫社長)と釣り糸メーカーの東レフィッシング(深井愼也社長)は、LED(発光ダイオード)と光を蓄積する特殊な糸を使って発光させ、暗闇でも釣り糸の位置が確認できるシステムを06年2月15日に発売する。

 従来の蓄光塗料よりも10倍明るい「アルミン酸ストロンチウム系顔料」と呼ばれる顔料を練り込んだ釣り糸に紫外線LEDの光を照射して糸を発光させる。釣りざおとリールの間に蓄光器を取り付け、蓄光器を通った糸がLEDの光を吸収して発光することで、夜でも釣り糸の位置がわかるしくみ。

 蓄光器バンドで釣りざおに巻き付けて取り付ける。円筒形リチウム電池CR2を使い、6時間使用できる。高さを調節できる機構を採用し、スピニングリール用、ベイトリール用釣りざおの両方に対応が可能。

 釣り糸の「ソラローム II 百輝夜光」は、100mのリール巻きで販売し、価格は2100円。蓄光器「Lumiline(ルミライン)システム」はオープン価格で、実勢価格は3500円前後。釣り糸、蓄光器ともに初年度で3万個の販売を見込む。