イニシア、専用サーバーも再生ソフトも不要の動画配信ソフト
イニシア(平里守人社長)は、映像音楽配信ソフト「Clipstream Video(クリップストリーム ビデオ)」を12月16日に発売する。配信用のストリーミングサーバーが必要なく映像配信ができるのが特徴。
「クリップストリームビデオ」は独自の動画圧縮技術を使うことでウェブサイト用サーバーだけで映像配信ができるソフト。カナダのディスティニー社が開発した。「MiniDV AVI」「AVI」「MPEG」「MOV」といった動画ファイルをJAVAが動作するブラウザ上で再生可能な形式に変換するため、専用の再生ソフトを使わずにブラウザだけで視聴ができる。
動作環境はOSがWindows XP、2000のみ。CPUはPentium、AMDで800MHz以上、メモリ256MB以上など。個人用の「Clipstream Video Personal(クリップストリーム ビデオ パーソナル)」と企業向けの「Clipstream Video Studio(クリップストリーム ビデオ スタジオ)」の2種類で販売する。
価格は、「パーソナル」が1万5540円、「スタジオ」が7万3290円。イニシアではソフトの企業販売でイーディーコントライブ(小椋量友紀社長)と代理店契約を締結。新たな販路開拓を狙う。