NECなど、「パソコン定期点検サービス」来夏開始に向けモニター1000名募集
NECとNECパーソナルプロダクツは、NECのパソコン利用者を対象に、ウィルス対策・OSなどの自動更新設定や日常のメンテナンスが適切に行われているかを点検・診断する「パソコン定期点検サービス」を06年夏頃までに開始すると発表した。
定期点検の時期をメールで利用者に通知し、専用の点検サイトに誘導することで、自動的にパソコンのウィルス対策、Windows Updateの適正な設定、日常メンテナンスが適正に行われているかを点検し、その結果をパソコンに表示するサービス。具体的には、ウィルス対策ソフトのインストールの有無、自動更新機能の確認や、OSの最新パッチ適用の有無、デフラグ、ディスククリーンアップなどを行う。点検の結果、改善が必要な事項が検出された場合は、利用者が自己解決できるよう自動でパソコンの設定を行う「自動設定ナビ」へ誘導したり、関連するQ&Aへ案内したりする。
同サービスをより充実させるため、無料インターネット電話ソフト「Skype」を活用した新通話サービス「121ホットライン」も開始する予定。パソコンのマイク機能などを活用しながら、電話機を持たずに、専用サイトをクリックするだけでNECの技術スタッフと通話できるようにする。
なお、新サービスの開始に先立ち、「121ホットライン」を利用したパソコン定期点検サービスの体験モニターを1000名募集する。応募要件は、04年1月以降に発表されたNEC製パソコンを使用し、NECの総合情報サイト「121ware.com」のログインIDを取得しているブロードバンドユーザー。また、マイク、ヘッドセットなどと「Skype」を利用できることが条件となる。募集期間は11月30日から12月4日まで。