アビー、高さ369mmのアルミ製コンパクトATXケース第2弾
アビー(坂口信貴代表取締役)は、ミドルタワーPCケース「AS Enclosure S」シリーズの新製品「AS Enclosure S2」を発売した。シルバー「ES2S-013」とブラック「ES2BK-014」の2モデルを用意。価格はオープンで、アビーストア価格は3万2800円。
マイクロATXサイズのボディに、ATXのスペックを備えたアルミ製超コンパクトATXケース。10月に発売した「AS Enclosure S1」の基本コンセプトを継承しながら、デザイン変更を行った別バージョンで、直線的なフォルムの「AS Enclosure S1」に対し、フロントフェイスからサイドパネルへと流れるようなラウンドシャイプを採用した。
「AS Enclosure S1」同様、2本のPCIスロットを切り捨てることで、高さ369mm、幅203mm、奥行き399mmのコンパクトボディを実現するとともに、従来のミドルタワーとほぼ同等の拡張性(5.25インチベイ×3、3.5インチベイ×2、3.5インチシャドウベイ×4)も確保した。高性能VGAカード「GeForce 7800GTX(nVIDIA)」を2枚挿入したSLI構築も可能で、ワークステーションやゲームなど、あらゆるシーンで活用できる。
さらに、トレー型(着脱式)マザーボードベースや、スライド着脱方式の電源ユニットなどを採用することで、小型PCケース特有の作業性の問題を大幅に改善した。弱点の冷却性についても、マザーボードを従来のATXケースと逆向きに設置する倒立構造設計にすることで、静粛性との両立を実現している。