バッファロー、RAID5対応LAN接続ハードディスク「TeraStation」の新モデル
バッファロー(斉木邦明社長)は、RAID5対応LAN接続ハードディスク(HDD)「TeraStation」の新モデルとして、信頼性・メンテナンス性を進化させた「TS-TGL/R5シリーズ」を12月中旬に発売する。容量の異なる3モデルをラインアップし、税別価格は、0.6TBの「TS-0.6TGL/R5」が8万5000円、1.0TB「TS-1.0TGL/R5」が10万6300円、1.6TB「TS-1.6TGL/R5」が15万7500円。
「TeraStation」現行モデル(HD-HTGL/R5)の動作面、管理面をさらに強化。動作面では、熱源となるドライブ本体、電源、基板が影響し合わないレイアウトを採用。さらにドライブ、電源にそれぞれ吸気口を設置し、ドライブごとの前面独立スロットにより十分なエアフローを確保した。センサーは常に温度を監視し、冷却ファンをコントロール。異常高温時には自動シャットダウン機能が作動する。また、使用ドライブは厳重な専用検査に合格したハードディスクのみを採用。出荷時にはRAID5構築および稼動試験を実施し、将来的なトラブル発生を未然に防ぐ。
機能面では、不良セクタの自動探知・修復を行う「RAIDメンテナンス機能」をはじめ、ハードディスクの異常/劣化によるドライブの交換交換時期を警告音で知らせる「HDD故障警告機能」を搭載。さらに24時間連続運転に耐えられる専用電源、輸送時や使用時の緩み/抜けを防止するロック機構付信号ケーブル/コネクタを採用した。
管理面では、ドライブ交換が正面から可能な簡易カートリッジ方式(フロントオープンベイ)を採用。盗難防止ロックキー付で安全性も確保した。HD使用量など稼動状況を確認できる液晶ディスプレイも搭載。迅速な復旧/サポートを可能にする。このほか、ユーザー登録作業の自動化やUPS(無停電電源装置)の対応メーカーを拡大するなど、使いやすさも向上させた。