ホンダ、世界初の作業モードを電子制御で切り替えるハイブリッド除雪機
本田技研工業(ホンダ)は、中型ハイブリッド除雪機「スノーラi HSM1590i」を12月12日に全国のホンダ汎用製品取扱店で発売する。価格は94万2900円。世界で初めて3つの除雪作業モード切り替えを実現したのが特徴。除雪作業部はエンジン駆動で、走行部はモーターで駆動するハイブリッド除雪機「スノーラiシリーズ」の中型バージョンで、年間国内販売台数は500台を見込む。
初心者から熟練者まで幅広く使えるよう、オートモード、パワーモード、手動モードをダイヤルで簡単に選択できる。オートモードでは、作業状況にあったエンジン回転数と走行車速の自動制御が可能。除雪時のレバー操作などが少なく、作業に慣れない初心者でも操作できる。またパワーモードでは、負荷に応じ車速を減速し、エンジンの最大出力を保つように自動制御。最大21mの投雪距離を任意に設定でき、設定された投雪距離でエンジンの最大出力を保つため、効率のよい作業が可能。従来機構の操作方法に慣れたユーザー向けには手動モードも用意した。