JR東日本、「Suica」が鍵となるマンション分譲、日立が開発したシステムで
東日本旅客鉄道(JR東日本、大塚陸毅代表取締役社長)は、ジェイアール東日本都市開発(力村周一郎代表取締役社長)が、「Suica」対応のセキュリティシステムを導入した日本初のマンション「びゅうパルク湘南本鵠沼」の分譲を10月下旬に開始すると発表した。
導入されたシステムは日立製作所(庄山悦彦執行役社長)のITマンションシステム「net@ITEM」。これに「Suica」を利用できるよう改良を加え「Suica」をマンションの鍵として利用できるようにしたもの。
主な特徴として「Suica」による個人認証では、(1)集合玄関での入館管理、(2)住戸玄関扉・共用部扉電気錠制御および入館管理、(3)宅配ロッカー荷物受け取りなどに利用できる。また、携帯電話活用によるサービスとしては、(1)住戸玄関扉電気錠制御、(2)エアコン、給湯器、床暖房の電源入り切り操作、(3)ホームセキュリティセットおよび異常通知、(4)来訪者通知、(5)帰宅通知、(6)宅配ロッカー着荷情報通知などに対応する。