I・Oデータ、USBメモリの新規格「U3プラットフォーム」を採用
アイ・オー・データ機器(I・Oデータ、細野昭雄社長)は、USBフラッシュメモリ次期製品ラインアップ開発で、米U3が提唱するUSBメモリの新規格「U3プラットフォーム」を採用すると発表した。I・Oデータは06年第1四半期に向けて同規格に対応したUSBメモリを発売する。
U3プラットフォームは、USBメモリのハードウェアとアプリケーションソフトの統一規格。U3は「U3スマートドライブ」(U3プラットフォーム対応USBメモリ)を普及させるため、同規格の仕様をハードウェアならびにソフトウェア開発者に公開している。
「U3スマートドライブ」では、個人の環境設定やデータを安全に保存できるほか、「U3 スマートソフトウェア」をUSBメモリにインストールすることで、アプリケーションごと持ち運ぶことが可能。これにより、どのパソコンでも使い慣れた自分自身の環境を実現できる。また、USBメモリを取り外しても、使用したアプリケーションや個人データの記録を一切パソコンに残さないのも特徴。
「U3スマートソフトウェア」は、U3のポータルサイトが提供するアプリケーションから、USBメモリにダウンロードして使用する。同ポータルサイトには、電子メールやセキュリティ、ウイルス対策、バックアップといったシステムツールのほか、音楽プレーヤー、ゲームといったエンターテインメント性の高いソフトウェアもある。