メディアドライブ、活字OCRソフト新版、58か国語標準対応で言語混在も認識
メディアドライブ(谷村外志男社長)は、印刷された文字をスキャナで画像データとして取り込み、テキストデータに変換する活字OCRソフト「e.Typist シリーズ」の最新版「e.Typist v.11.0」を9月23日に発売する。
新版では、つぶれ文字や白抜き文字までも認識する最新の認識エンジンを搭載するとともに、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、ハングルなど、全58か国語の言語に標準で対応した。新たに搭載した「アジア系認識モード」では、中国語(簡体字・繁体字)、ハングルにも標準で対応する。さらに、日本語OCRソフトで初めて、日本語の原稿内に英語以外の原稿が含まれる場合や、複数の欧米言語が含まれる場合でも認識可能となった。
機能面では、(1)テキスト付きPDFファイルをワンクリックで作成できる「ワンクリックPDF作成機能」、(2)デジカメ画像を補整する「デジカメ画像手ぶれ・ピンぼけ補整機能」、(3)認識した結果をUnicode 形式で保存できる「Unicode テキスト出力機能」――などを新たに搭載。また、9月2日に発売した、画像やテキストのないWeb情報、動画中の文字情報をすばやくテキスト化できる新コンセプトOCR「マウスで文字を読む!やさしくマウスOCR」を搭載した。
価格は、(1)「e.Typist v.11.0 for Windows」が2万790円、(2)「同 アップグレード版」が5145円、(3)「e.Typist v.11.0 ダウンロード用 製品版 for Windows」が1万3440円、(4)「同 アップグレード版」が3990円。このほか、多機能電子スクラップソフト「やさしくファイリング 7」をセットにした「e.Typist v.11.0 プラスファイリング for Windows」を2万3940円、「同 アップグレード版」を7329円で11月18日に発売する。