ソニー、1030万画素で広角24mm?120mmまで対応のサイバーショットなど
ソニーマーケティングは、シリーズ最高画質を実現したレンズ一体型のデジタルカメラ「サイバーショット DSC-R1」と、有効510万画素の静止画記録に加え、ビデオカメラ並みの映像を録画できる「DSC-M2」を発売する。価格はオープンで、発売日と市場推定価格は、「DSC-R1」が11月18日で12万円前後、「DSC-M2」が10月21日で5万円前後。
「DSC-R1」は、2/3インチサイズCCDの約5倍の面積をもつ新開発の有効1030万画素大判CMOSセンサー(サイズ:21.5mm×14.4mm)を搭載。より高画質を実現すると同時に、余裕ある画素サイズ(セルピッチ5.49um)によって、高感度、低ノイズを実現した。
広角24mmから120mm(35mmフィルム換算)までの広い焦点距離をカバーし、F値2.8-4.8を実現するカールツァイス「バリオ・ゾナーT*(スター)」レンズを採用。風景撮影で高い描写力を発揮する。また大判のCMOSセンサーと明るいレンズによって情感のある美しい画像を演出する。画像処理では、リアル・イメージング・プロセッサをさらに進化させ、より高い色彩で記録する。
このほかの特徴は、(1)レンズ一体型を採用し、大判CMOSセンサーと高性能レンズの特性を最適な状態にチューニング、(2)フルタイム・ライブビューが可能で、被写体の状況や設定の状態を確認しながら撮影可能、(3)2.0型フリーアングルの液晶モニタを前後左右に動かして無理の無い姿勢で撮影できる――など。
一方「DSC-M2」は、2.5型の回転式液晶モニタによって“自分撮り”もできる動画対応モデル。友人と一緒に自分も撮影できるなど、多様な撮影スタイルを楽しめる。ボディは親しみやすい丸みを帯びたデザインを採用し、本体色は、ホワイト、ピンク、シルバーの3色。
撮影した写真や動画を自動保存できる「ポケットアルバム」機能を新搭載し、撮影時に記録メディアの“メモリースティック”に画像を保存するとともに、静止画VGAサイズ(640×480)で最大1100枚まで、本体内に自動で保存する。このほか、本体上で画像を音楽つきのスライドショーとして再生できるほか、動画対応のブログに動画をアップロードすることが可能。