ソニー、新開発の0.61型フルHD SXRDパネル採用プロジェクタなど2機種

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2005/09/07 13:54



 ソニーマーケティングは、フルハイビジョン対応ビデオプロジェクタ「VPL-VW100」を12月10日に、ビデオプロジェクタ<シネザ>「VPL-HS60」を11月20日に発売する。価格は、「VPL-VW100」が136万5000円、「VPL-HS60」が40万9500円。

 「VPL-VW100」は、新開発の0.61型フルHD SXRDパネル(1920×1080ピクセル)と、太陽光に近い分光特性をもつ「ピュア・キセノンランプ」を搭載し、緻密で滑らかな質感と鮮やかな色調で映像を再現できるホームシアター用プロジェクター。

 レンズは、ハイビジョン映像をクリアに投影できる「ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ」を採用。また、映像場面の明るさや暗さに合わせて投影する光量を自動で調節する「アドバンスト アイリス」機構を採用し、最大15000:1のコントラスト比を実現した。デジタルハイビジョン放送などの高精細な映画ソースの魅力を存分に生かし、映画館のフィルム映像のような滑らかな質感が楽しめる。

 「VPL-HS60」は、0.73型LCDパネル(1280×720ピクセル)に、新開発の「ハイコントラストプレート」と「アドバンスト アイリス」を組み合わせ、コントラスト比最大10000:1を実現した。「ハイコントラストプレート」は、液晶パネルに固着し、光漏れを最小限に抑えて光を効率的に液晶パネルへ伝えることで黒浮きを抑え、黒を沈める効果がある。また、「VPL-VW100」と同じ「ARC-Fレンズ」も搭載し、クリアで精細な映像を再現する。

 このほか、特定色をユーザーの好みの色に調整可能なリアルカラープロセッシング機能、簡単に画面位置を上下左右に移動可能なレンズシフト機能などを採用し、使い勝手の向上も図った。