恵安、最大30拠点のネットビデオ会議サービスをASP提供、月額2100円で
恵安(黄 安信社長)は、多数の参加者によるネット会議を実現するビデオ会議システム「KEIAN VMEET」を開始した。価格は、初期費用が2100円、ASPサービスの利用料金として月額あたり2100円。1年間の使用権付きパッケージが2万7300円。
インターネットを利用しながらDVD画質でコミュニケーションがとれるのが特色で、低価格の導入と快適な利用環境を実現する。ASPサービスのため、利用者はパソコン、専用ソフトとUSB接続できるWebカメラ、ヘッドセット(マイクとスピーカ)、同社IDとパスワードを用意するだけで参加できる。
会議に必要な「見る」「聞く」「配る」アイテムをすべて装備しているほか、オフィスの自席や自宅のデスクトップからでも会議に参加可能。とくに従来のシステムの弱点とされていた「配る」機能を重視し、実際の会議で行われるほとんどすべての用件をネット上で実現した。
主な特徴は、(1)MPEG-4に比べ4倍の圧縮で行い、DVDクラスの解像度を実現、(2)ISDNの専用回線を必要としないため、64KBでも利用可能、(3)ファイアウォールの制約なく通信可能、(4)日本語、英語、中国語の3か国語をサポート、(5)最大30拠点での会議を実現、(6)共有できるホワイトボード機能、(7)アプリケーションシェアリング機能――など。