コダック、光学式手ぶれ補正も搭載した最上位クラスの高倍率デジカメ
コダック(小島佑介社長)は、シリーズ最上位カテゴリである「Kodak EasyShare Pシリーズ」の新製品として、有効画素数510万画素、手ぶれ補正機能付き光学12倍ズームレンズを搭載した「Kodak EasyShare P850 Zoom デジタルカメラ」を9月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は5万円台後半の見込み。
手ぶれ補正機能付き光学12倍ズーム(焦点距離36?432mm、35mm換算)の独シュナイダー製「シュナイダー クロイツナッハ バリオゴン(SchneiderKREUZNACH VARIOGON)」レンズを搭載した高倍率ズームレンズ一体型デジタルカメラ。光学式手ぶれ補正機能を採用しているため、高倍率ズームで発生しやすい手ぶれによる失敗を防ぐことができる。
また、高解像度23.7万画素の電子ビューファインダー(EVF)の搭載によって、ファインダーからフレーミングやフォーカスを確認しつつ撮影できる。液晶モニタも大型2.5型を搭載した。
「Pシリーズ」は、他の「Kodak EasyShare シリーズ」デジタルカメラと同様、撮影した画像をパソコンを介さずに家庭で簡単にダイレクトプリントできる規格「“イメージリンク”プリントシステム」に対応する。液晶モニタの画面上でトリミング領域の指定、確定ができる「トリミング機能」を使い、カメラ本体で編集して「Kodak EasyShare プリンタードック」から直接写真をプリントできる。
このほかの特徴は、(1)16種のシーンモードやマニュアルモード設定が可能、(2)より高度なライティングコントロールを可能にする専用フラッシュ、ワイドコンバージョンレンズなどの外部アクセサリーを別途用意、(3)動画撮影時も光学12倍ズーム、手ぶれ補正機能が機能――など。