デュアキシズ、通信事業者など向けURLフィルタリング装置、1億9800万円で
ITXグループのセキュリティ機器開発・販売会社、デュアキシズ(名古屋貢社長)は、URLフィルタリング機能を提供するハードウェア「UNSAPS(アンサップス)/UF」を販売開始したと発表した。価格は本体のみで1億9800万円。
大規模なデータセンターを持つ企業や通信事業者向けに売り込み、再来年度には海外市場での販売も見込み約100台の販売を目指す。販売は100%間接販売で行う方針で、現段階でITXイー・グローバレッジとネットワンシステムズが代理店となっている。今後は、「1?2社増やす」(鈴木淳代表取締役副社長)方針。
新製品は、ウイルス感染サイトやフィッシングサイト、アダルトや暴力などのカテゴリサイトへのアクセスを制限する。携帯電話のキャリアや通信事業者などが、パソコンや携帯電話のユーザーに有料のフィルタリングサービスを提供する際などに活用する。
デュアキシズが独自開発したパケットのデータを高速に解読する技術を搭載したことで、従来製品よりも高速ネットワークに負荷をかけることなくフィルタリングできるという。