プラネックス、VRRP機能による安定性を高めたSOHO向け無線LANルータ
プラネックスコミュニケーションズ(久保田克昭社長)は、VRRPに対応したセキュア・ストレージ無線LANブロードバンドルータ「BRC-W14VG」を9月上旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は2万4800円前後。
新製品は、無線LAN通信をより広範囲にするXR機能、IPv6ブリッジ、VPN、プリントサーバー、NAS機能などを搭載した高機能な無線LANルータ。WDS、無線出力設定、ワイヤレスプライバシーなど多彩な機能も搭載している。
VRRP機能は、利用している1回線が何らかの事情で切断されたときに、もう一方の別回線へ自動的に切り替える機能。ビジネスシーンで安定した冗長性のある通信が可能となる。なお、VRRPを使用するためには「BRC-W14VG」または「BRC-14VG」が2台必要。
VPNゲートウェイ機能によって通信するパケットを暗号化。セグメントの異なるLAN間でデータ通信を行う場合、インターネットなどの公衆回線を使用してもデータの秘匿性を保つことができる。また、暗号化のプロセスをハードウェアで処理し、IPSec(3DES)時のスループットでクラス最高の約45Mbpsを実現した。
NASにも対応し、USBハードディスクやUSBフラッシュメモリを接続することで、ネットワークストレージとして利用できる。USB対応プリンタを接続してプリントサーバーとしたり、専用WEBカメラを使ってリアルタイム映像配信なども利用可能。