日立、ハイビジョンDVDレコーダーシェア3割を目指す、新「Wooo」の投入で
日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ(立花和弘グループ長&CEO)は8月24日、全4モデルでハイビジョン番組を2番組同時録画できるHDD/DVDレコーダー「Wooo」の製品発表を行った。
今回の新製品投入により、地上デジタルチューナー内蔵のDVDレコーダー市場で「今年度(2005年3月期)下期以降35%のシェアを確保」(荻本教夫・デジタルメディア事業部ストレージメディア機器本部本部長)を目指す。
また、地上デジタル放送の放送エリア拡大にともない、「今年の年末商戦から本格的にハイビジョンHDD/DVDレコーダーの需要が拡大していく」として、デジタル家電製品のハイビジョン全面展開に力を入れていく方針を明らかにした。
新「Wooo」のラインアップは4機種。いずれも、ハイビジョンを含むデジタル放送を同時に2番組録画できる「デジデジ2コ録り」を搭載し、録画番組の検索機能「ワケ録機能」で、増大する番組を自動整理できる。また、日立グローバルストレージテクノロジーズ製の500GBのハードディスクドライブを2台内蔵し、世界最大容量の1テラバイトを実現するなど、日立グループのコア技術が活かされている。