HDEとエアネット、電子メールフィルタリングサービスのASP提供で提携
ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE、小椋一宏社長)とエアネット(井山大介社長)は、HDE製電子メールフィルタリング/アーカイブソフト「HDE Mail Filter」のASPサービス提供で提携した。
「HDE Mail Filter」は、送受信する電子メールを決められたルールに基づいて検査、不適切なメールに対して自動的に処理を行うソフト。中継された全電子メールを保存する「アーカイブ機能」、保存したデータに対する「検索機能」も備える。同ソフトを導入することで、スパムメールによるネットワーク負荷の増大を防止するとともに、電子メールによる個人情報流出のリスクを低減できる。
今回の提携により、エアネットでは、従来パッケージソフトとして販売していた同ソフトの機能を、「AIRnet Mail Auditor ASP」の名称でASPとして提供する。ASPにすることで、専用サーバーが不要になるなど、導入の手間や投資コストを低減し、管理者が不在でも運用可能となる。また、ネットワーク越しに電子メールデータの自動バックアップが可能といったメリットがある。
料金は初期費用5万円、月額費用8万円(30GBの保存スペース含む)+1ユーザーアカウント当たり300円。保存容量を720GBまで拡張できるオプションも用意する。エアネットでは、05年10月末日まで初期費用5万円を無料とする特別キャンペーンを実施、サービス開始後1年間で2000ユーザーの導入を目指す。