MS、電気工事設備業など中小規模事業所のIT化支援キャンペーンを開始
マイクロソフト(MS、ダレン・ヒューストン社長)は中小規模事業所分野の業種および業務向け施策を強化し、システムズナカシマ(中島義雄社長)との協力によって、新たに設備業(電気工事設備業および管工設備業)への取り組みを開始する。これは01年10月より同社が展開する中小規模事業所向けIT支援施策「全国IT推進計画」の3分野目となる。
両社は設備業に特化した施策「スマートビジネスキャンペーン 設備業編」を05年12月31日まで展開する。具体的には、IT化に関する啓発セミナー「IT実践塾」の実施と、設備業のIT導入に向けた「設備業向けオールインワンパッケージ」の提供、中小規模事業所のIT投資に特化した金融サービス「IT推進ファイナンス」を実施する。
IT実施塾はIT用語を使わずに具体例を交えてITの有効活用について解説するセミナーで、東京や大阪、名古屋などの各都市にて順次開催する。また、設備業向けオールインワンパッケージはNEC製Express5800シリーズのサーバー1台と設備業向けソフトウェア10種類をセットにしたもの。IT推進ファイナンスはオリックスのサービスを利用し、従業員数100名以下のユーザー企業に対し、IT投資資金500万円までを優遇利率で融資するもの。