ケンウッド、スリムサイズで高品質なトールボーイスピーカーシステムなど
ケンウッド(河原春郎社長)は、3ウェイ6スピーカー採用トールボーイスピーカーシステム「LS-X70-M」など計7機種を8月下旬に、またTHX社のホームシアター用規格「THX SELECT2」に準拠したAudio-Videoコントロールセンター「KRF-X9090D-S」を10月下旬に発売する。
トールボーイスピーカーシステムは、最適なスピーカー構造の開発や新しいスピーカー素材の採用など、長年培った音響技術とノウハウを盛り込み、薄さとコンパクトなサイズを両立させた。
ラインアップは、ハイクラスとミッドクラスの2シリーズを用意。価格はハイクラスの3ウェイ6スピーカーシステム「LS-X70-M」が6万6150円、センタースピーカー「CS-X70-M」が3万7800円、ブックシェルフスピーカー「LS-X50-M」が1万8900円。ミッドクラスの3ウェイ6スピーカーシステム「LS-9070ES-M」が3万1500円、センタースピーカー「CS-7070ES-M」が1万7850円、ブックシェルフスピーカー「LS-5070ES-M」が1万3650円、パワードサブウーファー「SW-508ES-M」が3万7800円。
とくに「LS-X70-M」に採用した最新技術「新管共鳴構造キャビネット」は、音響工学に基づいたウーファーレイアウトなど数々の技術とともに、スリムなトールボーイスピーカーでは実現できなかった芯の太い低音をダイナミックに再生可能とした。
一方、 AVコントロールセンター「KRF-X9090D-S」は、米THX社が提唱するホームシアター機器の新たな性能基準である「THX SELECT2」に準拠し、家庭での視聴環境を考慮した自然なサラウンド再生を実現する「シネマ・リ・イコライザー」の搭載、耳の形状による指向性の違いを補正する「ティンバー・マッチング」などによって、映画製作者が意図した音場を高次元で描き出すことができる。
また、ドルビープロジックIIx、ドルビーヘッドホン、ドルビーバーチャルスピーカーなど多彩なサラウンドフォーマットに対応するとともに、150W×7chの大出力を実現。さらに、付属の専用マイクで状況を測定することで、設置した部屋の環境や使用するソースに最適な音場空間をデジタル処理で簡単に設定できる「AUTO ROOM EQ」を搭載する。価格は9万9750円。